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初めてのFender USA part2

2017-05-22
そそ...

そんなわけで調整させてもらうことになったんです
とは言ってもそんな難しいことはしてませんが

ライブ聴いていても調整イメージは湧きましたし
触らせていただいた時点で素性の良さは感じました
そして藤江さんからの前情報で
『気に入ったモノを諸事情でニコイチに...』
なんて話も聞いていたので
見た目や触り心地だけでなく

特にネックなんかは
弾ける人が気持ちイイってことは
鳴りや伝わり方も気持ちイイんだろうなと

なので

ウチでも速攻試奏チェックして
バラシて加工して組み直しをしたわけです。


まずは最重要事項の...


ネックポケット部分


この子はネックもボディもよく鳴っていたのですが
生鳴りに一体感がなく響きはするけどヌケてこない

そんな感じでしたので

『よく鳴っているネック』と『よく鳴っているボディ』を
ビッタリ合わせて弦振動をしっかり受け止め
鳴りの一体感を出してあげようという目的です

ではスルーネックやセットネックの方が
楽器として優れているかといえばそうではなく
ネジ留めにしか鳴らせない音もあると思っていますが

IMG_9196.jpg

自作のシムが入っていましたが
シムの入ってる音もFenderの音として認識はしているのですが
個人的好みでいうとあまり好きじゃありません
というよりシムで影響する音の減退が
自分的には気持ち良くないとでもいいますか...
減退の調整は他の部分でした方がコントロールしやすいというか
角度の調整は仕込み角をつけて削った方が良いと思っています

ネックポケットに関しては
余計なものは極力避けてボディとネックの面を
キレイに合わせてあげることが重要だと思ってます

その際ラベルを剥がしてしまうことや
シリアルが消える可能性もご了承いただきましたので

ネック側はラベルを剥がして面出し

IMG_9203.jpg

ボディ側もクリーニングして面出し

IMG_9205.jpg

傷一つないくらいまで面を出したら
ネック仕込みの深さが大幅に変わりますし
そこまでビタビタにしなくても『木』という素材は
ある程度は呑み込んでくれます

その際に側面の接触はもちろん影響はありますが
そんなに重要ではないと考えています

例えばこのボディとネックの組み合わせでは
サイドに1mm近くの隙間がありますが
隙間なんてモロともしない鳴りの一体感が確認できています


しっかり鳴りの統一感が出てきましたので
ここで音質のチューニング


さらにネックプレートを厚くて重めのものに変更

IMG_9212.jpg

ヌケないミッドローの芯を出してやろうという目的です

読者様におかれましては
アドバイスはできますが個体差もあり
ご自分で試されるのが良いと思われます
素材に関してそんな種類ないと思いますし
ネジの締め方でも確実に音は変わりますから
気になったなら是非試してみてください


続きまして弦を支える部分


ヘッド側はペグの増し締めとナット加工

IMG_9193.jpg

増し締めは手トルクで十分だと思っています
ガタガタいってたり緩みかけていたりすると
チューニングも安定しませんし余計な共振も出ます

ナットはより伝達効率をよくするためのチョッとした加工です
必要無いっちゃないほどですが
見ぬフリするのは気持ち悪いので


イナーシャブロック部分


IMG_9197.jpg

重量のあるしっかりした鉄製イナーシャブロックですが
少々合わせ面が汚れております

IMG_9199.jpg

ブリッジプレートの裏をある程度面出しして
ブロック側は合わせ部分の塗装を剥いで面出し

これもネックポケットと同じく
傷が消えるまでやると重量が変わるので
ある程度までの仕上げです

ナットと同じく伝達効率をよくするためのチョッとした加工です
必要無いっちゃないほどですが
やはり見ぬフリするのは気持ち悪いので

カラハムなんかだとココはフライスで加工してありますしね


ダイキャストサドルも長穴加工


IMG_9201.jpg

サドル穴淵に弦が接触していたので
弦が接触しなくなる程度に長穴加工して
とりあえずは少し様子をみてみることにしましたが...


響きはマシになるもののイマイチパンチが出ず
ローミッドの食い付きも悪いような気がしましたので


相談のうえでブリッジサドルを交換


IMG_9215.jpg

画像下の元々ついていたダイキャストサドルから
画像上のスチールプレスタイプに変更
重量的にはプレスの方が軽いですが
素材としては圧倒的に硬いです

IMG_9217.jpg

これによりストラトらしい鋭いアタックと
メイプル+アッシュらしいバイト感が出ました
スチール特有の倍音も出てきましたので
音に立体感が出たように思います

やはり弦を支える部分の変更は効果が大きいですね

またブリッジ側の微調整としてサドルのイモネジを
先穴タイプ・コーンポイント・オーバルポイントと試して
各弦の響きのバランスを取りました


最終的に

ピックガードのバカ穴になったところを埋め戻したり
各部のネジの締め込み調整をしたりしながら
アンプを通してピックアップの高さを調節

IMG_9222.jpg

カスタムショップのピックアップと
クオーターパウンダーのバランスで一時悶絶しましたが
かっちゃんさんに使いどころを聴いて納得
特殊配線の理由も理解できました

そんなこんなで
このストラトのナカナカ美味しいところが
自分なりにうまく出せたんではないかと思います

さて次回は試奏編ですが


レジェンドに気に入ってもらえるかどうか


そう思うわけです。

つじ
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