魔界の鈍器 part2

2016-09-19
セル君とはまだ1年弱の短いお付き合いですが
別件でプロジェクトを進めていたりします。

そんなこんなで

彼と話をしていると
特に『何かを造る話』をしていると
どんどんオカシナ方向に進んで行きます

特に

私は彫像的なセル君は塑像的な
アプローチが得意ということもあって
お互いに補える部分もあり
造形のアイデアは程よく膨らみます

しかしながら

お互いが各製作過程を想像しながら
チョイムズの範疇で話しているのがわかるので
相手のイメージが立体視できやすく
話がまとまるのはすごく早いです

そして彼とは

すごく簡単なイメージ画だけで話は進み
後は確認と実際の作業と報告だけで
テンションが上がるものを見せてくれます

またお互いに

影響を受けたデザインや歴史や文化
特に和モノに関してのベースは
それぞれそこそこの見識を持っているので
デザインに関しての共通認識もさほど離れていません

どちらがイニシアティブを取っていても
そこに込める自分故のエッセンスが
お互いのアイデアを更に昇華するような
そんなイメージでモノ造りができ
一人では想像もしないようなモノに変化するのは
大変楽しいわけです。


なんて言いながら
感覚が違うとこなんて山ほどあるやろうけど
そんなのは今は問題じゃないわけですよ

私なんてヘタの横好きなだけで
造形や楽器にさほど造詣が深いわけでもなく
とりわけ興味があるのは彼自身だったりします

あ...

ホモじゃねーですよ
ワタクシ妻子持ちです。


とりあえず


そんな彼の
当時の入魂の一本を自分なりに分析するべく
塗装剥ぎのお手伝いです

IMG_6937.jpg

ボディ材は凝りまくりの
『トラ杢ハードメイプル2P』
この大きさのボディなのでサスガに重いですが
希少で貴重な材を贅沢に使ってマス

良く手に入ったなと

ちなみに120番手で削ってコレですからね


コレを塗り潰していたとは...バカ??

なのか!?


ってくらい綺麗な杢です。


同じく120番手で削った裏面

IMG_6938.jpg


杢もさることながら
大変凝ったデザインです
流石としか言いようがありません

エッジと曲線
複雑とシンプル
尖りと丸み

変型楽器はイッパイ見ましたが
これだけ奇抜なデザインながら
ここまでまとまっているのはあまり見ませんですわ。


しかしながら

よく見ると
長年の酷使や
各所の仕様変更等
セル君とこの子の歴史の痕跡が
各所に痛々しく残っています

当時の若さゆえの技術不足だったり
時間や根気不足だったり
『造る人あるある』の
「自分のだからチョイ雑」な部分があったりね


まずはこのあたりの修正から
やっていこうかなと


そう思うわけです。

つじ
tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://avici.blog.fc2.com/tb.php/319-dca96aea

<< TOPページへこのページの先頭へ >>