ピヨ彦モデルpart11

2015-02-02
大まかな木工が終わりましたので
全体を組んでいきます。


ポイントとなる各部のご紹介を交えて説明していきますが
『ピヨ彦の音』と言ってもあくまで『指標程度』に考えてください
ご存じでしょうけど最終的に楽器の音は『手』で決まりますから。

誤解を承知で言いますと
上手い人はZO-3からマーシャルの音がします
…ってこれじゃワカンネーか。


それではご紹介

例にもれず今回も画像がアッチむいたりコッチむいたりでスミマセン


ボディ・ネック

IMG_0383.jpg

ボディ:moon JB改 2Pアッシュ(ライトウエイト)約1.6kg
ボディフィニッシュ:和信ペイント 木彫オイル
ネック:moon JB改 メイプル
ネックフィニッシュ:ラッカーフィニッシュ 800番マット仕上げ
指板:ツバだし21フレット エボニー

ボディ厚は42mmタイプのものです。


ブリッジ

IMG_0667.jpg

ブリッジ:Hipshot A style ブラス
ネック寄り2本はボディ留めステンビス25mm
ボディ寄り4本はバックプレート留めステンボルト


ネックジョイント兼バックプレート

IMG_0668.jpg

バックプレート:ブラス3mm厚 1000番サテン仕上げ
ネックジョイントビス:ステンレス
バックプレート固定ビス:スチール25mm
弦裏通し用ブッシュ:GOTOH


ヘッド周り

IMG_0669.jpg

ペグ:Schaller Da Vinci
ペグブッシュ:アルミ削り出し
ヘッドプレート:ブラス1mm厚 1000番サテン仕上げ


サーキットを組んでいたら
ピヨ彦のニコ生がやっていたので
観賞しながら…


サーキット

IMG_0671_20150202155514a9d.jpg

ピックアップ:Moon Oxalis-JB x 2
アクテイブプリアンプ:Bartolini XTCT
コントロール:
マスターボリューム
3点トグルスイッチ(ピックアップセレクター)
2点トグルスイッチ(キルスイッチ)
プリアンプベース
プリアンプトレブル

サーキットに関しては
とりあえず元の状態に戻して
それを基準に調整することになっています


その他

IMG_0664.jpg

スロープ兼ピックガード:パロサント
コントロールパネル:パロサント+ブラス1.5mm厚 800番サテン仕上げ

IMG_0677.jpg

スロープは指板のツバだし部分に挟み込み
スロープ本体に4mm鬼目ナットを埋め込み5mm深に加工
画像のバックプレート中央部のステンボルトでボディに固定
ネックを外さなくても諸々の調整ができるようにしてあります


これにて一応
弦を張れる状態になりましたので
ここからは弦を張って調整します

IMG_0678.jpg

ピヨ彦に立ち会ってもらい
弾いてはマーキングして削りを繰り返し
スロープの高さを調整

IMG_0680.jpg

最終的にOKがでたら1000番手まで磨いて
こちらも木彫オイルでフィニッシュです

コントロールと同時にフィニッシュしたわけは
パロサントの色の出具合と変化具合を
できるだけ一緒にできないかな?という理由です


なかなかイイ感じにテラッと仕上がりました

IMG_0685.jpg

スロープとしてはなかなか奇抜で歪な形をしていますが
コレには製作者としての意図があります


まずは指引きの際の親指を置く部分でして

ピヨ彦はフロントピックアップの上に置くクセがあるので
ピックアップ4弦側をエグッてあります

さらに親指を置く位置の自由度を高めるために
ボディーのホールの部分と
さらにそのネック寄り部分の高さを合わせて
親指を置く位置の自由度を高めています。

ライブで動きまくっている時にどこにでも置けますし
弦を弾く位置で音の硬さを調整するときにも便利かと思います。


そしてスロープの幅を拡大することにより
スラップ時に荒く弾いても親指がスロープに引っかかることなく
4弦までスルッと滑るように
指板部分からピックアップ部分までアールを取ってあります。

ライブでアクションをしながら弾いてもミスタッチが減り
動きの自由度が広がるのではないかと思います。


そして高音弦側は
ピヨ彦のプルのクセに合わせて位置と高さを削っています

プルも人差指と中指を入れる位置では違いがあり
1弦の場合と2弦の場合でも位置が違います

つまり人差指の1弦・2弦と中指の1弦・2弦の
4か所のエグリ深さをピヨ彦用に調整してあります。

また第一関節が当たる位置でのプルや
当たらない位置でのプルでもエグリを変え当たりを調整し
サムでの奏法の位置は入りこみが少ないように高く…


現時点でのピヨ彦のあらゆる弾き方に
できるだけストレスが無いように調整したので
一般的ななだらかなアールではありません。

また機能面で必要な部分以外は彫り込みやエッジなど装飾を施し
元のピックガード穴がほとんど隠れるようにしてあります。


ということでこのスロープですが
もちろんピヨ彦にしか合いません

ピヨ彦のライブ時のアクションや
座って弾くときと立って弾く時の構えやクセ
もちろん見た目(私の主観が入っておりますが)も
全てがピヨ彦に合わせて造り込んでいます。

知っていないとできませんが
逆にピヨ彦と言う人間をよく知っているからこそ
ここまで追い込めたのだと自負しております。

まぁ、俺が【ピヨ彦モデル】を作る意味はここに有るわけですが。


んで同時に塗ったコントロール

IMG_0686.jpg

やはり同時に仕上げて良かったなと。


ロックピンも付けて

IMG_0684.jpg

通常より長めのビスを使い
クッションフェルトの代わりに革を挟んであります


とりあえず試奏してもらいます

IMG_0689.jpg

この画像がひっくり返るのはさすがに気持ち悪いですね。

この状態でトータル4.4kgになりました
普通のジャズベよりボディバランスは良いと思います。

諸事情によりウチのジャージを着ていることを除いて

ピヨ彦とこのベース
結構似合っていると思います。


そして発した言葉が

「うおぁっ!完璧っす!!」

ピヨ彦をよく知る人なら分かると思いますが
これで完璧でないのは百も承知です。


さてやっと音出し…


ってとこですが今回はここまで。



ひと段落したところでふと想う
『自分のもやろうかな』

ま、

自分のだったらここまで詰められないんですけど
なんせ性格も思考もやる事さえも大雑把なもんで。



そう思うわけです。

つじ
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