ピヨ彦モデルpart10

2015-02-01
ピヨ彦モデル製作について

諸々の作業は並行してやっていたり
パーツ入荷待ちの間に他の事をやっていたりと
手順がバラバラ進んでいるのですが
ブログではパーツごとに切りのイイところで
区切って書いています

時系列ではありません。


それと

ある方から
「ボディ加工する前に塗装はしない方がイイ」
とご指摘いただいたのですが

私は塗装仕上げにする場合でも
木工をザックリ仕上げた後に
プライマーだけは先に入れ
塗装時に再度塗装工程をしています。

といいますのも

ウチは一般家庭でございまして
作業場がガレージなものですから
生木を置いておくと夜露が浮くわけです

一応、作業時以外は家の中においているのですが
ペーパー作業などの大きな音の出ない作業は夜中やることも多く
「できるだけ」という木材保護の観点から先に塗装をしたわけです

最終的にはもう一度上塗りして仕上げております。

二度手間ですが
湿ると思うと気持ち悪いでしょ?

余談ですが
私はバイクや車のパーツを造るときも
サビを防ぐ目的でこうやったりしてます。


ま、いくら綺麗に仕上げても
すぐにピヨ彦がボッコボコにイジメ弾くのは承知ですが。


さて


今回はコントロールパネルを造っていきます。

前回少し画像が載っていましたがブラスで切り出しです。


補足

ザックリと私の方法

金属はサンダーの刃『金の卵』
通称『きんたま』で切り出し
金属用の60~120番手位のジスクグラインダーで整え
400番~1000番手位のジスクグラインダーで研磨です。

私は場合によっては(特にアルミ等の柔らかい金属の場合)
木工用ジスクグラインダーを使うこともあります。

研磨はフェルトバフに白棒かピカールです。


IMG_0632.jpg

初めはガレージに転がっていたブラスプレートを削ってみたのですが
1mm厚では強度的に不安があったので1.5mm厚で作り直しました

それと共に全体的に少しスリムでシャープなデザインに直しています。

IMG_0634.jpg

このプレートを型紙代わりに
ピックガード兼スロープと同じ材『パロサント』に
木目の通りをスロープと合わせながらトレースします。

IMG_0635.jpg

ボディに当ててバランスと木目の通りを再確認

パロサントにトレースした
ネジ穴部分にドリルで穴をあけ
最初に切りだしておいたプレートとネジで仮合体

IMG_0639.jpg

位置を決定したら
プレートに合わせてポット穴等をあけ
周囲をプレートに合わせて削り出します。


ボディに当ててバランスを確認

IMG_0641.jpg

なかなかイイんじゃないでしょうか
ピヨ彦のOKも出ましたので
これをベースに彫り込みをしていきます。

ちなみに削りたてのパロサントの色はこんなです

IMG_0642.jpg

ここからはフリーハンドと思い付きで

ザックリはベビーサンダーで
細かいところはペーパーで

削ってはボディに当てバランスを見て…

何度も繰り返しながら納得いくまで造形です。

IMG_0644.jpg

削れたら400番手のペーパーで荒磨き

IMG_0649.jpg


そして今回使うのはMontreuxのアルミノブ

IMG_0655.jpg

ノブの大きさに合わせてパロサントに穴をあけ
当てがってみました。

ポットやスイッチをブラスプレートに仮固定し

IMG_0658.jpg

ネットやワッシャーの逃げやトグルスイッチの動き
ノブの調整時に干渉しないかを確認して
表面を整形し裏面を削ります。

IMG_0659.jpg

形が決まったら

IMG_0660.jpg

1000番手まで磨いてボディに当てがってみました

IMG_0661.jpg

パロサントは堅く油分が多いので番手を上げると
テラッとした上品な仕上がりになります

IMG_0664.jpg

ブラスプレートは見えるところだけ800番手サテン仕上げです。


肝心のサーキットにつきましては次回にでも。


さぁ


これにて大きな木工作業がほぼ終わったわけですが
今回のピヨ彦モデル製作にあたりましては
ヤツとは報告と確認を逐一繰り返しました。

幸か不幸かはワカリマセンが
ピヨ彦宅はウチから車で5分とかからない距離なので
なにかあったら呼びだして現物確認に来てもらい
とことんダメだししてもらいました。

格好良さ、美しさ、渋さ、唯一無二感
メンテナンス性、操作性、弾きやすさ
見てくれと使いやすさのバランスを如何に取るか?

結局そんなものは人それぞれなわけですから
ピヨ彦が良ければ誰が何と言おうと
別に知ったこっちゃ無いわけなんですけれども

ヤツは順応性が高すぎるきらいもあり
多少の難は『あばたもえくぼ』的に慣れたりしよります

今回はできるだけそんなことが無いように
小さなパーツ選定から私のワガママな主張まで
全てにおいて許可を取りながら進めました。


その点では

ピヨ彦は分かりやすく「YES or NO」で応えてくれるので
(実際は「すげー!」or「いやっ…嫌いなんすよねー」なんですけど)
最大公約数を見つけるのは案外やり易うございました。


また

素人の実験と称したトライアンドエラーには
「いや、俺わかんねーんで任せます」と快く?応じて頂き
その効果も(もちろんYES or NOはありましたが)
ヤツの身と耳を以て体感してもらえたようです。



次回はいよいよ

仮組をしながら皆様が大好きな
各部のスペックを書いていこうかと思うわけですが

正直言いますと私はこの『スペック』が嫌いでして
というより『スペックで比較する』事が不毛だと感じておりまして


楽器なんかは特に趣味の世界なもんで
弾く方はプロでも聞く方(というか対価を払う方)は素人ですから

『スペック』とは比例しない人それぞれの
『気持ちイイ』があると思うんですよね。


男女の関係と同じく
『イイ』にも
『気持ちイイ』やら
『都合がイイ』やら
『格好がイイ』やら
『この程度でイイ』やら
色々有ると思うんですよ。

それでも【ピヨ彦モデル】を知りたい方や
参考にしたい方もおられるでしょうから
できるだけ細部まで書くつもりではございますが…


今回はあくまでも


【ピヨ彦のピヨ彦によるピヨ彦のためのピヨ彦モデル】ですから


正確には


【2年ローンを払いきった愛機をバラバラにした】ピヨ彦の
ピヨ彦【が全面監修という名義で丸投げをしたこと】による
ピヨ彦の【気持ちよさと唯一無二を実現する】ため【だけ】の
【ピヨ彦モデル】ですから


全てを含めて今回の私のベース製作過程は
ピヨ彦を口説いてるようなもんです。

『私には弾き手のいない楽器なんか造れないんです』

なんてね。


素人に頼むとこういうメンドクサイことになるんですよ


そう思うわけです。

つじ
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